ここまで①~④で脱ステしながらのアトピーの治し方について書いてきました。
①1日2食にする(半日断食で腸をきれいに)
②腸にキズをつける食べ物を摂らない
③半日断食+スイマグで腸内環境を整える
④石けん、シャンプー、洗剤類を一気に変える
これらを実行していると腸内環境がよくなって快方へ向かうのですが、いかんせんステロイドを使っていないので、ストッパーがない分、皮膚表面は一時期どんどん悪化します。
この悪化の期間はステロイド歴によっても変わってくると思いますが、私の場合はステロイド33年使用して、痒くない日が現れるまで約4年かかりました。
その日々を支えてくれたのは半身浴でした。
- デトックスの促進
- 痒みの軽減
- 気持ちをリラックスさせる
肌の荒れとひどい痒みでささくれ立った気持ちが、お風呂にゆっくりつかっていると静かな湖面のようにゆっくりと凪いでいきます。自分のために30分〜1時間の入浴時間をとることは自分を大切にすることにもつながります。自立神経を整えるためにも、ゆっくりリラックスする時間は必要です。
※アトピーのお風呂の入り方には「入らない方がいい」といった考え方もありますので、ご自分の状況に合わせてどうぞ慎重に判断してください。
Contents
痒みと汁対策には半身浴が効いた
脱ステ中、なによりもつらかったのは痒みと汁(リンパ液、浸出液と呼ばれるもの)です。
私は汁がいやでいやで、汁が出てくると気持ちがどーんと落ち込み、汁さえ出なければ肌はボロボロでもいいと思っていました。
脱ステ中は痒みもさることながらこの汁との戦いが半端なかったです。
とくに
- 化学調味料の入ったものを食べた日
- 付き合いで外食した日
- 調子に乗って砂糖の入ったものを食べた日
などは、猛烈な痒みと大量の汁に襲われ自分の行動の軽率さに激しく後悔したものです。
身をもって食べ物と痒みの関係を学ぶと、いかに食べるものが大事なのかわかります。
途中からは頭を切り換えて、
- 痒いのは毒素が外に出ようとしているから
- 汁が出るのは体が治そうとしている証拠
と思うようにしました。(あくまでも個人的な意見です)
そして家にいるときはかくか、かかないかよく考えて「よしいこう!」と決めたときはかきかたを工夫してかいてました。
かゆみがおさまるので熱いお湯もたくさん浴びました。
人生最大の汁まみれの時期は半身浴に救われた
プロフィールのページにも書きましたが、脱ステ中に人生最大の汁まみれの時期がありました。
当時の写真です。だいたい脱ステして4年目くらいです。
首もひどいですが、このように肝臓のあたりに出口(?)ができてものすごく痒かった!これはお風呂上がりの写真。
これは少し乾いていて落ち着いた日。
これはブツブツが内側から盛り上がっているところ。こういう日はたいてい前日に変なもの食べてます。
お風呂上がり、数分放置しているとこのように透明な汁が噴き出してくる。
これは汁を吸い取るために当てていたティッシュ。びっしょりです。
さらにティッシュからTシャツにまでしみ出した汁。
今見ても「こんなに汁出てたんだ」と驚きます。
どうやって対処していたかというと、とにかく毎日半身浴しました。一日も欠かさず半身浴しました。というか、あまりにつらくて、なんとかしたくて、せずにはいられなかったと言うのが本音です。
現在はこんな感じです。痒みも汁もゼロ。
ほかの部分は
昔の様子①首と鎖骨まわりはステロイドをたっぷり塗っていたところ。
昔の様子②髪を短くして襟足につかないように気をつけていました。
現在の様子。髪の毛があたっても痒くないのでヘアスタイルを楽しめるようになりました。
半身浴で読書やビデオ鑑賞するのがおすすめ
だいたいは温度は40度くらい。ブックオフで買った小説を持ち込んで1時間は入っていました。
半身浴を始めた頃はほとんど汗が出ませんでした。
汗が出たとしても普通の肌のところからだけです。
当時の様子。肘の内側は汗が出ない・・・。
それでもお風呂にゆっくりつかっていると気持ちがリラックスできるので、部屋で過ごすよりも心が落ち着きました。
現在も毎日半身浴をしていますが、最近はamazonプライムビデオで映画やドラマをiPhoneにダウンロードし、お風呂で鑑賞しています。iPhoneはジップロックに入れて防水します。小説読むより長くは入れるので超おすすめです。
自分がものすごく臭い
これはもう個人的な実体験から話しますが、とにかく半身浴してると自分が臭くてたまりませんでした。
患部をこするとモワ〜っとサビのような匂いがお風呂場に充満します。とくに添加物を摂った翌日とか外食したときなんかは臭いもキツくなりました。
また体の中でも、ステロイドをたくさん塗っていたところの臭いは、ステロイドをあまり塗っていない患部に比べて臭いがキツかったです。
私自身嗅覚が良すぎるのかもしれませんが、私はよく自分の臭いで状況を判断していました。
痒みは強いけど、患部の臭いが比較的少ない場合は、「あ、これ、もうすぐ痒みが抜けるな」とか、
変なもの食べた割には痒くなってないけどものすごいサビ臭がする場合は、「あれはやっぱり食べない方がよかったかも」など、大切な情報源にしていました。だからお風呂場ではしょっちゅうクンクンと臭いをかいでいました(笑)。
肌がよくなってくると汗もさらさらになって、だんだんと臭わなくなります。ですからあまりご自分の臭さに絶望されませんように・・・。
途中から脱保湿にも踏み切る
脱ステして最初の3年くらいはお風呂上がりに馬油を塗っていましたが、かえって塗ることで悪化しているような気がして途中から塗るのを一切止めました。今思うと脱ステ開始から同時に脱保湿をおこなっていればもっと早く治ったのではないかと思います。今もなんにも塗っていません。肌に塗るものは化粧水も含め、ゼロです。
半身浴を続けているとだんだんと汗がよく出るようになります。また汗の質(?)が変わってくるためか、汗をかいても痒くなくなりました。
汗がさらさらになって痒くなくなる
あるとき夏の満員電車に乗っているときに急激に大量の汗をかきました。以前であればパニックになるくらい痒くなるのですが、このときは「あれ? 私の汗、さらさらしてて気持ち悪くない! 全く痒くない!」となりました。
ハンカチで汗を拭きながら、スポーツをしたような爽やかな気持ちになったのをいまでもよく覚えています。
本当に驚きでした。脱ステを始めた頃は自分にこんな日が来るとは思ってもいませんでした。
継続は力なり、とも思ったし、あきらめなくて良かったとも思いました。
体質改善のために私が取り組んでいたもろもろはこちらです。
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①1日2食にする(半日断食で腸をきれいに)
②腸にキズをつける食べ物を摂らない
③半日断食+スイマグで腸内環境を整える
④石けん、シャンプー、洗剤類を一気に変える
⑤半身浴で脱ステ中の排毒(デトックス)を促す ←今ここ
詳しい脱ステ・脱保湿のくわしい記録はこちら↓↓↓
アトピー脱ステ脱保湿・猛烈な排毒との戦い【写真全58枚】1年ごとの詳しい記録
アトピー脱保湿2回目・激しいリバウンド【写真全42枚】9ヶ月の詳細な記録
デリケートゾーン(陰部やちくび)のアトピーについてはこちら↓↓↓
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