アトピーを半日断食(一日二食)で治そう!詳しい食事改善方法

さみだれ式

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ここにたどり着いた人はかなりアトピーに辟易している人ではないでしょうか。なんとかしたい一心でいろいろ情報を集めるも、どれも決め手に欠け、試してみてはほとんど改善しないので落胆する、というサイクルを繰り返していると思います。

かくいうわたしもかつては筋金入りのアトピー難民で、食生活を変えるまではありとあらゆるものを試してきました。しかし、いっこうに良くならず、30歳過ぎてからのアトピー大爆発(人生最大の悪化)を機に、かたくなに抵抗していた食生活の改善に取り組んだのです。

詳しくは アトピー歴ステロイド歴33年の私が脱ステ脱保湿でかゆみと決別した経緯

結局、効果があったのは食生活の改善

正直に白状すると、長年、食生活だけは変えずに治したいと思っていました。でもそれは無理でした。アトピーが大爆発したとき、もうやってないことは食生活を変えることしか残っていなかったのです。振り返ってみたらステロイドを使った33年間のアトピー人生がこのままでは決して良くならないことを証明してくれました

食生活を変えるまでは、ずいぶんと遠回りして、効率の悪い、そして自尊心だけはどんどんと低下する日々を歩んできたと思います。しかしそれはわたしにとって必要な期間でした。この期間があったからこそ、食生活を変えようと思えたのです。

ですから、もしあなたがこれまでいろんなことを試してきて「長続きしない」と自分を責めたり、「どうせやっても無駄」とあきらながら過ごしてきたのであれば、今はひとつの転機といえます。それでもなおアトピーがよくなる情報を探しているのですから。もし、まだ根本的な食生活の改善に取り組んだことがないのでしたら試してみる価値はあります

わたしはステロイド歴も33年もの長期間(しかもかなりのヘビーユーザー)、そのうえ、食生活はお肉中心、ジャンクフード、ファーストフード、甘いもの大好きでしたので、食事改善と脱ステを経てかゆくなくない日が出てくるまでおよそ4年かかりましたが、おそらくもっと若い方、アトピー歴ステロイド歴の短い方、比較的食生活に気をつけてきた方はもっと短い期間で「あれ?今日ぜんぜんかゆくない」とふっと楽になる日が訪れるはずです。

脱ステの詳細な記録はこちら
私の脱ステ・猛烈な排毒との戦い【写真付き】1年ごとの詳しい記録

花粉症改善、ダイエットのおまけつき

今回は筋金入りのアトピーだったわたしが、アトピーを治すために実践してきた食事の改善方法を、これからチャレンジする方に向けて、少ない労力で、なおかつ失敗せずに続けられるように整理しました。もしあなたが難民生活に終止符を打ち、いよいよアトピーと決別したいと思っているのなら、このページを読み込んで実践してみてほしいなと思います。

わたしの場合、おまけとして花粉症まで治ってしまいました。さらに風邪を引かなくなりましたし、

このページでは以下の流れで食生活の改善方法を紹介していきます。

いままでなぜ失敗してきたか。さみだれ式のデメリット

これまであなたがアトピーを改善しようとして取り組んできたことはどんなことがあるでしょう。
おそらくいろいろ調べて「あれがいい、これがいい」を試してきたのではないでしょうか。

samidaresiki

それで結果がでたことはありますか? わたしは大げさではなく一つもありませんでした。酸性水、神経ブロック注射、漢方、電解カルシウム、クロレラ、プルーン、腸内細菌を増やすサプリ、プラセンタ、体にいいお茶などなど、さまざまなものを試してきました。しかし33年のアトピー人生で目に見えて変化を見せてくれたのはステロイドだけです。だからやめたいと思ってもステロイドに戻ってしまうのです。

このさみだれ方式、大変なデメリットがあります。下記の図をご覧ください。

cycle

いろいろ試すが続かない、なんて自分はだらしないんだ、と。 それ以前におそらく家族からは「部屋が汚い」だの、「片付けないからかゆくなるのよ」だの、「かいちゃだめでしょ」だの、「かゆいのはあなたのせいよ」的なメッセージを山のように言われています。すでにすり込まれた「ダメ人間」の烙印に、実際にめちゃくちゃになった肌を見て「自分は汚い」と思い込み、なんとかしたいからいろいろ試すもぜんぜんうまくいかないどうぜ治らないし、わたしなんてどうでもいいと自暴自棄になって、また元の生活に戻る。この流れに覚えはないですか?

それに加えアトピーの人は人の目を気にしながら生きています。肌がひどい状態なので、汚いと思われないか、気持ち悪いと思われないか、極力嫌われないように努力しています。あの人にどう思われるだろう、きっとあの人はこう思っているに違いないと、いらぬストレスを自分から抱え込みます。判断基準が「自分はどう思うか」ではなく、「他人からどう見えるか」なってしまっているのです。

わたし自身も自分のことをずっとだらしないと思っていたし、きれいに片付けられないし、汚いし、イケてないし、つまらない人間だと思っていました。でもそんなことはありませんでした。食生活を変え、治療法を自分で選び、自分の体なんだから肌をかくか・かかないかは自分が決めると腹をくくったら、あまり人の目が気にならなくなりました。実は食生活を変えることは生き方そのもの、自分のとらえ方そのものを変えることに他ならないのです。

なぜかゆくなるのか? アトピーの体はセンサーと思え

それでは、そもそもなぜかゆくなるのか。なぜ食生活を変える必要があるのか。
ずばり、腸の状態=そのまま肌の状態です。
下の図は一般の人の体をろ過装置にたとえた図です。ろ過装置=腸になります。

rokasouchi01

いろんなものを体に取り入れていますが、肌への影響はあまりありません。
次の図がアトピーの人の場合です。
一般の人と同じ範囲の食べ物を摂取すると・・・

rokasouchi02
非常に粘膜が敏感で繊細であるため、対処できずにろ過装置が機能していません。腸壁の傷が治るまもなく、次から次へと刺激物が入ってくるため、治る暇がなくどんどん壊れていきます腸の様子がそのまま肌の状態と思ってください。

わたしもそうでしたが、にっちもさっちもいかない底付き体験をするまでは、「食べ物は関係ない」と思っていました。なぜなら、これまで良いとされていた食物を摂取しても良くならないし、別段チョコを食べたから、お菓子を食べたから、外食したからといってそれが原因で極端に悪くなった記憶がないからです。

しかしこれは大間違いです。すでに、何をやってもびくともしないくらい腸が荒れているため、ちょっとやそっとのことでは変化は感じられず、「好きなものを食べたい」という欲求も働き「食べ物は関係ない」と自分のいいように結論づけてしまうのです。

体は本当に正直です。あたたの体も一生懸命あなたのために働いています。ですからろ過装置(腸)を少しお休みさせてあげて、入れる燃料を厳選してあげれば、けなげなくらい腸壁を修復しようと動き始めます。 そのためには自分が食べられる、大丈夫だと思っていた食の範囲を大胆にぐっと狭めるのがコツですここでのポイントは最初に範囲を狭めて設定することです。 決してさみだれ式に取り入れてはいけません。 食べ物はここから調達、外食はここと、ここと、ここ、と範囲を決めてしまうのです。 食の大海原でさまようよりも、失敗が少なくてすみます。

アトピーの人の体はセンサーです。超精密器機なのです。残念ながら今は壊れてます。でも大丈夫。必ず治ります。わたしたちはいいセンサーを持っているのです。その価値に気づいていないだけです。

これだけは覚えよう 【判断基準6つのポイント】

さてどうやってその範囲を決めるかというと、判断基準は6つです。 以下のものを摂取しないようにするのです。

【判断基準6つのポイント】

①白砂糖
②化学調味料や添加物
③化学的に精製された油(トランス脂肪酸)
④輸入小麦(残留農薬)
⑤乳製品
⑥抗生剤を投与されたお肉
~~~~
上記を摂らないようにしても症状が改善されない場合は
⑦小麦(グルテン)

野菜中心の食生活にし、そして食べる量を減らします。(量については後述します) だんだんと腸がきれいになってくると、①~⑥が体にはいってくるとすぐわかるようになります。その中でも白砂糖のかゆくなりようは半端ないです。まずスピード。食べて30分くらいで猛烈に指の関節や首など節がかゆくなります。そしてリンパ液がしぼってもしぼっても出てきます。ぐしゅぐしゅの汁っぽい感じになり、かなりかなりめげます。

②③④の化学物質はサイレントキラーといった感じで、口の粘膜が腫れたり、顔にがぼろぼろになったり、インフルエンザのようなアレルギーショックを起こしたりします。白砂糖のような派手さはありませんが、ひたひたときます。砂糖は抜けるのに2~3日、化学物質の場合は体がなかなか排出できないようで、1週間から2週間くらい長引く時があります。⑤の乳製品は食べた日の夜、乳首が猛烈にかゆくなります。⑥お肉は体臭とおならがくさくなり、腸内環境が悪化したことがわかります。

いずれもわたしの場合の症状ですが、一緒のものを食べている夫もだいたい似たような反応をします。夫の場合はだいたいわたしより3時間くらいあとにかゆくなり、翌日にはニキビのように顔に赤いぽつぽつが出現します。

 

毎回判断するのは大変なので、まず食料を調達する場所を決める

上記【判断基準6つのポイント】でいくと、普通のスーパーやコンビニで買えるものはほとんどないのです。コンビニで買えるのは水と甘栗くらいです。 ではどうしたらいいのか。生協の宅配を利用しましょう。 わたしが使っているのは「生活クラブ」と「パルシステム」です。 2つも使う必要はありません。かなり症状がひどい方は生活クラブをおすすめします。

一人暮らしで日中仕事に出ている方でも大丈夫です。受取り用の発泡スチロールの箱を玄関先に出しておけばドライアイスをしっかり入れて届けてくれます。自炊経験のない方も簡単に調理できるおかずや、化学調味料を使ってないラーメン(生麺タイプもインスタントもあります)、インスタントのスープやレトルトもあるのでぜひ使ってみてください。
※地方によっては個別配送をしていないケースもありますので、資料請求時にご確認ください。

わたしはおかず、基本調味料、お菓子類は生活クラブで、野菜と洗剤などの生活品はパルシステムで注文しています。
生活クラブとパルシステムについては後日詳しく比較検討したものをアップします。

追記:12月現在、野菜の値上がりと同時にパルシステムの野菜がとても高くなりました。断然生活クラブの方が安いので、今はほとんどのものを生活クラブで注文しています。

たとえば私は生活クラブでこんな食料品を購入しています。これはある日の配達品。おせんべを3つも買っています(笑)。

生活クラブ注文品2

またこれは別の日の配達品。

生活クラブ注文品1

またおせんべを買ってます(笑)。これがすごく美味しいんですよね。砂糖を控えているとおせんべに救われることがしばしば。頼りになる存在です。

 

実際の食生活はどのように変えるか 

厳密なベジタリアンになる必要はありませんが、【判断基準6つのポイント】をベースに以下を心がけてください。

その1 基本、和食にする
その2 おかずは野菜中心
その3 主食を胚芽米や分づき米、玄米に変える
その4 抗生剤を投与されて不健康に育てられた肉は食べない 
その5 お肉を食べるなら抗生物質を投与されていない健康な状態で育った肉を食べる
(生活クラブで購入できます)
その6 基本調味料(塩、しょうゆ、みそ、みりん)、油を一新する

基本調味料は自然食品店で買うよりも生活クラブやパルシステムで買ったほうが安いです。通常スーパーに売っている基本調味料は化学調味料(アミノ酸)や保存料を使っています。サラダ油に関しては、アトピーの敵ともいえるトランス脂肪酸・リノール酸が含まれているので、今あるものはもう使うのをやめましょう(サラダ油の危険性についてはgoogleで検索すると出てきます)。

なぜ調味料類に化学物質が含まれているかというと、そのほうが速く大量に生産できるからです。「速く大量に」するための工程で薬品が必要になります。ブロイラーの抗生物質投与も同じ原理です。この「速く大量に」はアトピーとものすごく相性が悪いです。ですからまだ産業があまり発達していなかった頃の日本の食生活に戻るようなイメージを持つといいでしょう。

お肉や揚げ物が大好きだったわたしは、最初かなり過激に、完全なベジタリアンになりました。その後マクロビオティックを真剣にやっていた時期もあります。2~3年前からは体験的に判断基準の①~⑤
①白砂糖
②化学調味料や添加物
③化学的に精製された油(トランス脂肪酸)
④輸入小麦(残留農薬)
⑤乳製品
さえ取らなければ、もっと柔軟におおらかな気持ちで取り組めばいいのではないかと思い、動物性のものも摂取するようになりました。マクロビオティックは厳密にやりすぎると、自分を追い込んでしまうし、視野が狭くなるような気がします。ただ、理論や料理のメニューはたいへん参考になるので、一度1冊くらい本を読んでみるのをおすすめします。

おかずを作る上でかなり参考になったのがこの本。
保存版 マクロビオティックベースカフェの野菜のこんだて
タイトルの通り、おいしいソースのレシピが載っているのですが、これが使えるのです。パンチがあって美味しい!
かなりの肉食から食事を改善するにはパンチが必要なんですよね。ここで「美味しい」「簡単にできる」と思えればしめたものです。

またいずれ別記事であげますが、お肉・揚げ物大好きな人でも安心してください。虫みたいに野菜だけ食べろという話ではありません。上記7か条をまもりつつパンチのあるおいしい食事を作ることは可能です。それに生活クラブだと、安心で安全なおいしいおかずがたくさん用意されています。そういったものも上手に使って食生活を変えていけばいいのです。

1日3食から1日2食に減らす

買う場所、食べる場所のほかに大事な設定があります。 「食べる量を減らす」ということです。ひっきりなしに食べ物が入ってきて、休む暇がありません。空腹状態が傷ついた腸の粘膜を修復してくれます。ですから1日3食から1日2食に減らします。そうすることによって胃腸は一日中消化に専念するのではなく、自分の修復のために時間を使うことができるようになります。いわば毎日のプチ断食です。

追記【重要!】
ただし、子どもや10代〜30代(とくに女性)は1日2食にするのではなく、質のいいものを一日3食食べましょう。BMIが18.5〜25くらいの間におさまるように、痩せすぎないように注意してください。BMIが計算できる外部のホームページ

特に女性は急激に痩せると脳の視床下部というところがうまく働かなくなり無月経になる可能性があります。女性ホルモンも肌の調子に大きな影響を与えます。

若い女性は1日2食にするのではなく、

  • 朝食は軽めにして3食食べる
  • 間食をしない
  • 上記①〜⑤をとらないように気を付ける

これで十分だと思います。脱ステ中の生理の変化には注目して、サイクルが狂ったり生理が止まったりしたら恥ずかしがらずに婦人科を受診しましょう。

 

それではどこを1食抜くのか。2つ方法があります。

①朝食を抜く

西式甲田療法の甲田光雄先生は朝食を抜くことを推奨しています。しかし、朝食になにも口にするなというのではなく、青汁や野菜ジュース、柿の葉茶を飲むのはOKとしています。 午前中は排泄の時間とし、その間は食べ物を入れてしまうと排泄にブレーキがかかってしまうという考え方です。空腹時に消化管ホルモン「モチリン」の分泌がもっとも高まり、蠕動運動(腸の内容物を出口に向けて送り出す動き)が活発になるとのこと。つまり腸がよく動いて修復され、排便が促されるということです。 夕食は20時ころまでに済ませ、次の食事(翌日の昼食)まで16~18時間固形物を取らないようにします。

※甲田先生の本はわかりやすいしとても勉強になります。甲田先生自身、病気で苦しまれて自ら実践して治した方です。甘いもの絶ちにはそうとう苦労されたようで、とても身近に感じます。おすすめです。

マンガでわかる「西式甲田療法」―一番わかりやすい実践入門書 (ビタミン文庫) 奇跡が起こる半日断食―朝食抜きで、高血圧、糖尿病、肝炎、腎炎、アトピー、リウマチがぞくぞく治っている! (ビタミン文庫)

わたしも(夫も)かれこれ10年以上朝食抜きを実践してきました。ふらふらして倒れたことも、朝から力が入らないなんてこともありません。むしろ午前中は頭が冴えて、体もすっきりしています。

②夕食を抜く

出雲の漢方薬剤師である堀江昭佳さんの著書「血流がすべて解決する」(サンマーク出版)には「やっぱり朝ごはんは食べなさい」と書いてあります。理論的には①の甲田先生と同じで、空腹によって胃腸の掃除ができるというものです。朝食を食べるメリットとして、頭の働きがよくなり体温が上昇する、夕食を食べないことによって血が作られるとあります。

この本を読んでから夕食断食を試してみましたが、朝食抜きには負けるけどこれはこれでいいなと思っています。仕事の都合で時間的に朝食抜きが難しい方にはおすすめです。

朝食を抜くか夕食を抜くか、どちらでもいいと思います。要は空腹の時間帯を増やすことが重要です。生活スタイルにあわせて決めてみてください。

 

外食は? 食べる場所をさがす検索の達人になれ

基本的に外食はせずに、生協で買ったものを食べるのが一番です。 それでも外食する場合は、自然食レストランやオーガニックレストランを探しましょう。

検索キーワードは

地名+オーガニックカフェ
地名+オーガニックランチ
地名+自然食レストラン

場所によってはそういった店がない場合があります。そういうときの裏ワザを紹介します。

地名+化学調味料(化学調味料を使ってないお店の情報が出てくる)
地名+玄米(自然食まではいかなくても玄米を食べられるところは比較的食にも気を使っているケースが多い)
地名+国産小麦(国産小麦をつかったうどん屋、パン屋などが出てくる)
地名+そば(意外とそば好きはうるさ方が多いのでこだわりのおいしいそばやが見つかる)
地名+無化調(どうしても見つからない場合リスクも多いが無化調ラーメンを探すという手もある)
地名+天然酵母(天然酵母・国産小麦のパン屋が見つかれば、テイクアウトで)

わたしはこの食生活を実践し始めたころ、街の中はなんて行けないお店ばかりなんだと嘆きました。しかし途中から考え方を変えて、ファーストフード、ファミレス、焼き肉チェーン店など、街で目にする99%の飲食店は自分とは無関係なんだと思ったら、かえって気が楽になりました。そもそも行かない場所なんだ、と。もちろん失敗もたくさんしましたが、何度でも最初に設定した基本に立ち戻ってやり直せば大丈夫です。

お弁当はどこで買えばいいのか

一番いいのは自分で作って持参することですが、そうもいかないときがあると思います。そんなときは自然食品店でお弁当を売っているところがあるので、そこで調達するのがいいでしょう。

こだわりや  関東にしかありませんがかなりの店舗があり、だいたいお惣菜やお弁当がおいてあります。

ナチュラルハウス青山店 ここはかなりたくさんのお惣菜が売っています。テンションあがること間違いなし!イートインもあります。

ナチュラルハウス笹塚店  駅から歩いて30秒。お惣菜やおにぎりがあります。

ボンラスパイユ  店舗は少なめですが、お菓子なども含め品ぞろえが豊富。

リアルフーズ(お弁当卸) お弁当を卸している会社で、このページに卸先の自然食品店の一覧があります。

番外編 ・オーガニックレストランなどでテイクアウトのお弁当を売っているところも結構あるので、お店に問い合わせてみる ・どうしても調達できそうになかったら、成城石井で成分表とにらめっこしながら極力シンプルに作られているものを買う

それでも絶対食べたくなるもの

わたしの場合、はじめは過激にベジタリアン(マクロビオティック)に走ったので、動物性のものは一切口にしませんでした。それでも肉を食べられないことはそれほど苦になりませんでした。最初、肉がなくなると世の中からおかずが消えると思っていましたが(子どものころからお肉やウインナーがおかずだったので)、昔ながらのおいしい調味料を使えば野菜や豆腐で十分パンチのあるおかずを作れることがわかりました。

しかし、一方でつらかったのはお菓子が食べられないこと。クッキーやチョコレート、ケーキ、おだんご、大福、すべてに白砂糖が使われています。そしてこれらを食べると確実に悪化します。わたしの場合は指の関節がムズムズして汁(滲出液)がたくさんでてきます。猛烈にかゆくなります。いつか白砂糖の害についてしっかり書きたいと思いますが、白砂糖は報酬系で依存性が高いため脳に中毒性をもたらします。ですから「食べたい」という欲求もほかの食材に比べると大きいですし、街中は誘惑で満ち溢れていますので、甘いものに対する思いが断ち切れないのです。対策としては、 

  • おせんべいなどのしょっぱい系に移行する
  • 甘栗やドライフルーツなど自然な甘みをとる
  • 自然食品店で米飴やメープルシロップ、てん菜糖をつかったお菓子を探す
  • 自分で米飴やメープルシロップ、てん菜糖を使ったお菓子を作る
  • 炭酸飲料が飲みたくなったらただの炭酸水を飲む
  • ジュースが飲みたくなったらりんごやオレンジの100%ストレートジュースにする など。

※人工甘味料はNGです。ノンカロリーなどの表示には注意が必要です。

そのほか暮らしで変えるポイント

今回は食について詳しく書いてきましたが、ほかにも設定を変えるとアトピーが楽になるポイントがいくつかあります。

  • 体を洗うもの(石けん、シャンプー、リンス、歯磨き粉)を変える
  • 衣類や食器の洗剤を変える
  • 冷え取りをする(レッグウォーマー、腹巻)
  • 半身浴をする(できるだけ毎日)

治し方については下記の記事でも詳しく紹介していますので、こちらも参考にしてみてください。

 

アトピーの治し方① 1日2食にする(半日断食で腸をきれいに)
アトピーの治し方② 腸にキズをつける食べ物を摂らない
アトピーの治し方③ 半日断食+スイマグで腸内環境を整える
アトピーの治し方④ 石鹸、シャンプー、洗剤類を一気に変える
アトピーの治し方⑤ 半身浴で脱ステ中の排毒(デトックス)を促す※脱ステ写真あり

まとめ

ほんとうに長々と書いてきましたが、要は、腸の状態がそのまんま肌の状態である、そのためには暮らしの設定自体を変える必要があるということです。その設定の変え方について今回は食に特化した内容を詳しく説明してきました。

わたしもここまで書いてきましたが、失敗したこと数知れず。何度も、何度も、それこそ本当に何度も、何度も失敗しました。それでもステロイドに戻ろう、前の皮膚科を転々とする生活に戻ろうと思わなかったのは、ほかでもない“自分が”何を食べ、どう生きていくかを選択しているという誇りがあったからです。

どうでしょうか、自分には無理!と思ったでしょうか。もしかしたらいまは無理と思っても、にっちもさっちもいかなくなったら、ぜひまたここに戻ってきて何度でも読み返して実践してみてください。あなたのアトピーがよくなるように、役立つ情報を満載してお待ちしております。

おさらい

【判断基準6つのポイント】
これらを摂らないようにしましょう。
①白砂糖
②化学調味料や添加物
③化学的に精製された油(トランス脂肪酸)
④輸入小麦(残留農薬)
⑤乳製品
⑥お肉(抗生剤を投与された肉)
~~~~
上記を摂らないようにしても症状が改善されない場合は
⑦小麦(グルテン)

<食生活の7か条>
その1 基本、和食にする
その2 おかずは野菜中心
その3 主食を胚芽米や分づき米、玄米に変える
その4 抗生剤を投与されて不健康に育てられた肉は食べない 
その5 お肉を食べるなら抗生物質を投与されていない健康な状態で育った肉を食べる
(生活クラブ、パルシステムで購入できます)
その6 基本調味料(塩、しょうゆ、みそ、みりん)、油を一新する
その7 1日2食にする

 

一歩を踏み出すための行動リスト 

□生協の資料請求・申し込み
  安心食材お届け生活クラブ   生協の宅配パルシステム  
□調味料の一新(生活クラブやパルシステムで購入できますが、ひとまず調味料だけ変えてみようという方はネットでも購入できます)
・しょうゆ
・塩
・みそ
・油(純正菜種油やごま油)

□1日2食にする 抜くのはどちらにする? →朝食? 夕食?
□家や会社近くの自然食レストランなどの調査
□スイマグの注文
[table id=2 /] ※楽天は北海道・沖縄・離島の場合は送料540円

 

 




最後まで読んでくださってありがとうございました!
質問や感想などありましたらお気軽にコメントください(^^)/
あなたにかゆみのない平穏な日々がくるよう心からお祈りしています。

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