アトピー脱保湿2回目・激しいリバウンド【写真全42枚】8ヶ月の詳細な記録

毎週水曜日21時から「さな吉自分を大切にするラジオ」放送中!

今日は2回目の脱保湿についてブログにまとめてみたい思います。詳細な記録を写真付きで載せていますので、写真の苦手なかたはご遠慮ください✨️

脱ステ脱保湿7年目ですっかり肌はきれいになりましたが、8年目の後半に母の闘病と介護が始まり睡眠不足と食生活の乱れから肌が荒れ始めました。

肌の補助になればと思い、軽い気持ちで保湿クリームを使用。無添加・脱石油100%と謳っていたので安心して使い始めました。

使用を開始したらすごく肌がきれいになったので、クリームって効果あるんだなと思っていました。

この感じ、何かに似ている・・・

しかし、不思議なことに、ときどき揺り戻しのようにひどくなる・・・。そしてだんだん効かなくなる・・・。

塗れば塗るほどひどくなるので、おかしいなと思っていろいろと調べたら、クリームに含まれるグリチルリチン酸という成分がステロイドと同じような働きをすると書いてあるサイトを見つけました。

真意のほどはわかりませんが、私が体感していた「最初は効果があってだんだん効かなくなる、そしてどんどん悪くなる」という感じはステロイドを塗り続けて起きた弊害とよく似ていました。

私が使っていた製品の成分表示はグリチルリチン酸がかなり前の方に表記してあったので、含まれる量も多かったのだと思います。

激しいリバウンド

このまま塗り続けても良くならないと思い、すぐさま脱保湿スタート。クリーム使用開始から1年ほど経っていました。
実際やってみたら脱ステのときと同じくらいひどいリバウンドがきてそれはもう大変でした。

手帳には1/11に「クリームやめてみる」との記述があり、その翌日には「なんとかクリームなしで1日を終えることができた!!もう頼らない!!」とあった。その後はしょっちゅう「肌イタイ!」と書いてあります。


というか、この頃食生活乱れまくりですね(笑)。介護→仕事→介護→仕事の繰り返しであまり家でご飯がつくれなかった時期です。ラーメンとあるのは自然食品店で買ったインスタントラーメンを職場の台所で作って食べていました。

写真を見ると5ヶ月目がもっともピークで、7ヶ月目にはだいぶ落ち着いています。

前置きはこの辺にして、経過を写真で紹介します。かなり大変でしたが、その前の脱ステ脱保湿で良くなっていたので、今回も必ず良くなると信じて頑張りました。

これから脱保湿する人の参考になれば嬉しいです。
※写真がたくさんありますので、苦手な方はご遠慮ください。

脱保湿前 塗れば塗るほどひどくなる

だんだんとクリームが効かなくなり、定期的に下記の写真のようにひどくなった。それでもまだクリーム使用。


鎖骨周りにこのように赤みが浮き出し、かゆみを伴う。グリチルリチン酸のことを知らなかったので、せっせとクリームを塗る。


顔、首もこのように発疹が出ては落ち着き、しばらくするとまた出てくるというのを繰り返した。

脱保湿開始 4日目

まだ深刻な状態ではない。顔には出ていないがいつも腫れぼったく、皮膚が硬い。顔の表情が動きにくい。手はクリームを塗らなくなってとたんに悪くなった。写真では汁対策でティッシュを巻いている。

1.5ヶ月目ー①

本格的にリバウンドが始まる。とくに胸から上と手がひどくなった。クリームを丹念に塗っていた場所。


髪の毛が少しでも触れると猛烈にかゆい。


指もボロボロ。


脱ステ開始の1年目によく似てる。

↓↓↓ちなみにこれが脱ステ開始1年目の写真。あれれ?比べてみると今回の脱保湿の方がひどくない??(笑)

 

1.5ヶ月目ー②

顔の赤みが強くなる。


首回りのしわがすごい。

3ヶ月目

顔がどんどんひどくなり、汁が出てくるようになった。顔がこんなにひどくなったのは人生で初。ステロイド使用時には一度もほっぺに何かができたことはないのに、クリームを塗り込んでいたせいだろうか、頬が大変なことになった。これにはまいった。


汁が噴き出してくる。
これで仕事に行くのは本当につらかった。


この顔でお客さんの所にも行ったし、大人数の前で何度もプレゼンもしました。どうやって精神を保っていたのか思い出せない(笑)。ただビジネスの現場では意外と相手は無反応で(当たり前か💦)自分さえ堂々としていればやり過ごせたという記憶があります。毎日、必ずよくなると自分に言い聞かせていました。


鎖骨周りもさらにひどくなる。


突如、背中全体にも広がる。

4ヶ月目

顔中汁まみれになる。


かゆいというより痛くて仕方なかった。


とくに右頬がひどかった。


ほっぺたからの汁が止まらない。外気にふれるとイタイので手ぬぐいで保護。前回の脱ステ・脱保湿でぐるぐる巻きをやめたんだけど、今回は我慢できずにこのような状態へ。首、あご、おでこ、合計3本の手ぬぐいを駆使。


汁が一番ひどかった時期。もう我慢できず蛍光塗料を使っていないティッシュで汁を吸い取る。なんどもティッシュを取り替えた。この時期、家にいるときは常にこんな状態。


腕ももちろんひどかった。


ただし、汁が出てはこのように乾いて皮がむけるようになっていった。

 

5ヶ月目

写真がこれ一枚しかないので、おそらくこの頃から落ち着いてきたのだと思う。

6ヶ月目

6ヶ月目以降は患部の写真がないので、ほぼ終息したと思われる。

7ヶ月目

写真を見ると顔の肌にざらつきが見られる。


赤みはないが肌がくすみ、ざらざらしている。まだ若干影響が残っている。


肘の内側も完全にはよくなっていない。

8ヶ月目

もうこの頃には肌もすっかり落ち着きを取り戻した。

現在

脱ステと2回の脱保湿を経て、今はこんな感じです。いやはや、皮膚の再生能力ってすごいなと思います。
現在も脱保湿は継続中。毎日半身浴し、お風呂上がりに化粧水など一切つけません。
この記事を書いているのは2月。部屋の湿度が30%を切っても、肌はつるつるです。つっぱりや乾きを感じることもありません。

この間、ずーっと続けていることは、

  • なんにも塗らないこと(一切保湿しません)
  • 化学調味料取らない
  • 白砂糖取らない
  • 生活クラブで一本化

食の調達の一本化はマジ効果高いので、興味のある人は【アトピーにおすすめの食事療法】失敗しないシンプルな方法(しかも満足できる食生活!)をごらんください。

【アトピーにおすすめの食事療法】失敗しないシンプルな方法(しかも満足できる食生活!)

2017.05.31

悲壮感なく食事を変えていく方法を渾身の力を込めて書いています(笑)。

最後に

いかがでしたでしょうか。自分でまとめてみての感想ですが、自分は何か塗りはじめるとそれにすごく依存してしまうということがわかりました。写真でみると脱保湿前にあんなにひどくなっているのに、せっせとクリームを塗り込んでいて、どれだけ頼りにしてたんだという感じです。あらためて情報を得て行動を変えることの大事さを認識しました。

脱ステの詳しい記録はこちらになります。↓↓↓

アトピー脱ステ脱保湿・猛烈なかゆみとの戦い【写真全58枚】1年ごとの詳しい記録

2017.02.15

デリケートゾーンのアトピーについてはこちら↓↓↓

誰にも言えなかった陰部のアトピー【アトピーと性の関係】

誰にも言えなかった乳首のアトピー【私のかゆみ対策】

体質改善のために私が取り組んでいたもろもろはこちらです。
   ↓↓↓↓↓
①1日2食にする(半日断食で腸をきれいに)
②腸にキズをつける食べ物を摂らない
③半日断食+スイマグで腸内環境を整える
④石けん、シャンプー、洗剤類を一気に変える
⑤半身浴で脱ステ中の排毒(デトックス)を促す




最後まで読んでくださってありがとうございました!
質問や感想などありましたらお気軽にコメントください(^^)/
あなたにかゆみのない平穏な日々がくるよう心からお祈りしています。

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