みなさん、デンマンブラシって知ってます?
こういうやつです。
今日はこれでガリガリ首をかいていた話です。
特別にかゆい日だった
脱ステ中の出来事です。近所の友だちが仕事帰りにうちに寄ってくれました。
その人は、うるさいことは言わず脱ステ中の私を丸ごと受け止めてくれる超ナイスな人でした。
その日は特別にかゆい日でした。それまであーでもないこーでもないと首に手ぬぐい巻いたり髪の毛がつかないように頭にバンダナ巻いたりして一日中そわそわしていました。そこへ彼女が来たわけです。
友人絶叫!
私にとっては自宅だし、またその人ということもあって気が緩んだのでしょう。
友だちが夫と話してる隙に、おもむろにデンマンブラシを手に取って無心になって首をガリガリし始めました。
そうしたら友だちが
さな吉ちゃん!!!!!!
:(;゙゚’ω゚’):
と大声で叫びました。
それで私も「あ、友だちいたんだ」と我に返り「へへっ」と笑ってかくのをやめました。
友だちは普段私といても
「触っちゃダメ」とか
「かいちゃダメ」って言わない人なんだけど、
デンマンブラシの凶器性にはさすがに驚いたようでした。
友だち 「あ~、びっくりした。そんなんでかいて大丈夫なの?」
私 「やっぱマズイかな~」
友だち 「さすがにそのトゲトゲはヤバイっしょ」
私 (デンマンブラシをじっと見て)「うん、たしかに」
この記事のだいたい3年目の出来事です。
デンマンブラシの驚くべき威力
その頃、私は自宅ではかゆいときは我慢せずにかく方針にしていて、デンマンブラシはマイブームだったんですよね。
とくに白砂糖を食べた日はデンマンブラシの登場率が高かったです。
悪いこと言わないから白砂糖だけはやめておけ【アトピーかゆみ対策】写真付き
あのびっしり並んだトゲトゲが、なんと効率よく、そして気持ちよくかけることか。そしてあの持ち手。いろんな方向からブローすることを想定して作られているからガリガリしてても疲れない。さすが1930年に誕生して以来、半世紀以上に渡って愛用され続けているだけあります。
でもさすがに友だちに指摘されて、かくのはいいとしても、もうちょっとマイルドな方法にしたほうがいいかなと思いました。
肌の再生能力は私たちの想像を超えている
それからは、かくにはかくけど、凶器(?)はあまり使わなくなりました。
お風呂場では100均で買ったミニブラシでガリガリはしてましたけど、デンマンブラシよりよっぽど柔らかいし、面積も小さいから自分の中ではOKにしてました。
でも、今から考えると、あれだけ好きなようにかいて、熱いシャワーも浴びまくって、肌表面を破壊しまくったけど、ちゃんと再生していったので、皮膚の治癒能力って半端ないって思います。
かくかかかないかは私が決める
みなさんはかゆいとき、どうしてます?
かくか、かかないかは悩むところだと思います。
治療法やステロイドに対する考え方、その人自身の価値観が反映される部分だと思います。
多くのアトピーと同じく、私も人生の半分を「かいちゃダメ」と言われて過ごしてきました。かくところを人に見られて罪悪感にかられたり、かいてしまって自分はダメだと落ち込んだり。こんな気持ちは嫌ってほど味わってきました。
でも途中から考え方を変えて
かゆいときはかいてOKだし、
かくかかかないかは私が決める
と思ったらすごくラクになりました。
かくことについての主導権が自分にあると思うと、今「かかくのか、かかないのか」について自分に問いかけることになります。
そうすると「言われたからかかない」「怒られるからかかない」といった他者を理由とした行動よりも、自分で決めて行動することになるので、かいたとしても誰も責めなくて済むし結果的にそれが自分を尊重することにつながっていく。私はそう考えています。
最後まで読んでくださってありがとうございました!
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あなたにかゆみのない平穏な日々がくるよう心からお祈りしています。
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