誰にも言えなかった陰部のアトピー【アトピーと性の関係】

今朝ツイッターでフォロワーさんのつぶやき見て、いよいよ書こうという決心がつきました以前ちくびのかゆみについて書きましたが、今日は陰部の話です。いわゆるデリケートゾーンです。他の女性フォロワーさんとも陰部のかゆみについてはメッセージでやり取りしたりしていて、前からいつか書こう書こうと思っていました。ついにその時がきました!

陰部のかゆみにはきっとアトピーさんは言わないだけでみんな苦しんでいるんだと思います。この記事が誰かの安心や勇気につながれば嬉しいです。

私の場合

いつからかゆかったかは記憶にありません。でもいつも違和感を感じていて、脱ステ脱保湿が完了するまでは定期的にかゆくなっていました。

脱ステ前はもちろん塗ってました、ステロイド。特に10代の頃は今ほどステロイドの危険性が謳われていませんでしたからね。それに誰にも「かゆい」と言えなくて、頼りになるのはステロイドだけでした。

その後、とくに大変だったのが社会人になってからです。アトピー自体ストレスと物凄く関係ありますが、中でも陰部はもろ直結しているような気がします。

カンジダ膣炎を疑った

20代の社会人の時もやっぱり誰にも言えなくて、これはアトピーなのか、それともカンジダ膣炎なのか、すごく悩みました。

当時、カンジダ膣炎をいろいろ調べました。症状は以下の通り。

  • 膣内の常在菌である「カンジダ」という真菌=カビが異常に増えることによって起きる
  • 疲労やストレスで体力や免疫力が低下すると性交渉していなくても起きる
  • 症状はおりものの変化とかゆみ
  • おりものの量が増え、色は白濁し、酒粕やヨーグルト、おかゆ、カッテージチーズ状になる

おりもの変化って、これまた人と比べられないからよくわかんなくて途方に暮れました。自分なりに観察したところ「色は白濁、酒粕やヨーグルト、おかゆ、カッテージチーズ状」にはなっていませんでした。

となるとやっぱりアトピーだということで、私の中では落ち着きました。(かゆみは全然落ち着かなかったけど)

20代はステロイドをあまり塗らないようにはしていましたが、ひどい時は我慢できずに使用していました。

※男性の場合はいんきんたむしを疑うようですね。知識があまりなくて、男性読者の方、申し訳ない💦

発狂しそうなほどのかゆみ

33歳から脱ステを始めましたが、陰部のかゆみは20代のころと変わらず定期的にありました。

人生の中で陰部が発狂しそうなほど猛烈にかゆかった時期は2回あります

①脱ステを開始して4年目あたり(全身から猛烈な排毒があった時期。このページ「アトピー脱ステ脱保湿・猛烈な排毒との戦い【写真全58枚】1年ごとの詳しい記録」の4年目です)

全身の写真の記録を見て貰えばわかるように、体のありとあらゆるところが爆発し、陰部も同様にかゆかったです。でもこのページにある皮膚が良くなっていく過程と同じように陰部のかゆみもおさまっていきました

ですから、脱ステ脱保湿はもちとんのこと、半日断食の食事改善は陰部のかゆみに効果的だと私は考えています。

②脱ステ8年目で母の闘病と介護が始まって、また保湿をし出し、食生活も乱れ、仕事と介護の両立が困難だった時期。

この時期は金銭的にもひっ迫し、とにかく稼がなきゃというプレッシャーが自分の中でものすごかったです。仕事ではクオリティを落とさないようにするのが大変でした。(金銭面では毎月もの凄い勢いでお金が飛んでいきました)

仕事はフレックスで日中に病院にいったりとかなり自分の都合に合わせて勤務できたので本当に有り難かったです。ただその分会社には迷惑かけていたと思います。規定の時間数をクリアするために、早朝から勤務し昼前には病院に行ったり、午前中に病院や施設に行って夕方から夜遅くまで働いたり。今思うといくら時間数をカバーしていても、私と連携取れないときがあって周りは困っていたと思います。働く時間を減らすという選択肢もあったけど、それはお金のためにできませんでした。

母の命もあと数ヶ月単位だと思っていたので、母を第一にするという優先順位だけは絶対に変えたくいと強く思っていました。そこで、会社の制度を利用させてもらい、命のともしびが消えかかっている母とたくさんの時間を過ごさせてもらったわけです。

周りには迷惑かけたけど、母に関しては「もっと◯◯してあげれば良かった」という後悔がないので、いまでもやり切った感があります。会社や同僚には感謝の念しかありません。

と、ちょっと話はそれましたが、②の時期はこんな状況の中で陰部の猛烈なかゆみと戦っていました。①の時期よりも10倍くらいかゆかったです。

特に辛かったのは仕事中です。常にかゆい!発狂しそうにかゆい!脳みそが溶け出すほどかゆい!

トイレがウォシュレットじゃないのもつらかった。

ステロイドの吸収率

でも絶対にステロイドやかゆみどめなどの薬は塗りませんでした。

なぜなら陰部は薬の吸収率が非常に高いからです。

腕の内側を1とした場合、性器は42倍です。体内の中でもダントツの高さです。ちなみに他の部位は下記の通り。

頭 3.5倍
額 6倍
あご 13倍
手のひら 0.83倍
脇の下 3.6倍
背中 17倍
かかと 0.14倍
(参考文献「見てわかる!図解経皮毒」 2005/11/1山下 玲夜  (著), 竹内 久米司 (著), 稲津 教久 (著) )

ツイッターのフォロワーさんと個別メッセージで陰部のかゆみについておしゃべりしていたときに、その女性は「液体ムヒSにはステロイドが入っているけど、クリームタイプのムヒSにはステロイドは入っていないから大丈夫だと思って塗り込んでいたんだけど、成分をよく見たらグリチルリチン酸(ステロイドと同様の働きをする成分)が入っていて、陰部の吸収率が42倍ということを考えるとショックでショックで・・・。なんて自分はバカなんだ・・・」とおっしゃっていました。その自分を責める気持ちが本当によくわかって、胸が痛くなりました。

アトピーはこういうことの連続です。そもそもステロイドだってもとは良かれと思って塗っているわけですから。自分の体を良くするためにしていたことが、あとからあれはダメだったとわかるこのつらさ。

私の青春返して!じゃないけど、後悔しても後悔しきれない忸怩たる思いが胸の片隅にあるのです。

私の対応策

どうやってかゆみをしのいでいたかというと・・・、

恥も外聞も捨てて白状しますが、給湯室でペットボトルに熱いお湯を入れ、ほぼ熱湯攻撃に近い形で陰部をお湯で流してかゆみを取っていました。

ひどいときは一時間に2~3回ペットボトルをもってトイレに駆け込んでいました。

周りはきっと不思議に思ったことでしょう。だってペットボトルに熱湯詰めてトイレに行くんですもの。しかもあまりのかゆさに手が震えちゃって、なかなかペットボトルの口にお湯が入っていかない(笑)

それでちょっと落ち着いて、また時間が経つとかゆくなって、の繰り返しでした。
もうかゆいというより、ここまでくると一日が終わる頃には痛がゆくて、座っているのも立っているのも苦痛でした
この秘密の対応策をしなければいけないほどかゆいとは、誰にも言えずにいました。

いつ、治ったのかは明確な記憶はありませんが、2回目の脱保湿に踏み切って、途中で母が亡くなって、母の死後半年くらいにはかゆみは消えていたと思います。

この記事「アトピー脱保湿2回目・激しいリバウンド【写真全42枚】9ヶ月の詳細な記録」の9ヶ月目あたりにはペットボトルを手放せていたと思います(笑)

アトピーとセックスの関係

陰部の話はただかゆいだけじゃなくて、場所が場所だけに人に話せないのと、人間の「性」とも関わっているので、なおのこと深く傷つくし、先の見えない状況で不安いっぱいになります。

性欲は生きる力と繋がっていると思うのですが、そもそもアトピーの場合、私の仮説ですが、ステロイドの多用やステロイドをやめていたとしても自分の皮膚状況を治すために副腎がフル回転しており、副腎疲労に陥っているのではないかと思うのです。そもそも副腎が健康だったらアトピーになんてなってません。

副腎疲労の特徴の一つが「性欲の著しい低下」です。

性欲に影響を与えるのは男女ともに男性ホルモンです。

この男性ホルモンは、男性は精巣と副腎で、女性は副腎のみで作られます。

副腎は第2の性ホルモン生産臓器で、これは副腎が健康な場合にのみ機能します。

副腎が疲労していたり、ストレスによるアレルギー症状が酷い場合には体内の炎症を抑えることに副腎が手一杯になり、性ホルモンを生産をしなくなります。

結果的に男性は男性ホルモンを精巣ルートからしか作れなくなり、女性は男性ホルモンを全く作れなくなってしまうのです。男性は性欲を起こす男性ホルモンが足りない状態、女性の場合は性欲を起こす男性ホルモンがゼロの状態です。

単純にかゆすぎて(痛すぎて)できないというのもありますが、私たち本人が思ってるよりもアトピーを治すための臓器(副腎)と性欲の減退は密接に繋がっているのです。

そして、この性ホルモンは気持ちの持ちようでコントロールできるものではありません。仮に副腎疲労だとしたら、かなり大がかりな生活の改善が必要になります。

人によっては「性欲がなくなった」「セックスができない」などの状況は、

  • 自信をなくす
  • こんな陰部では一生セックスができないのではないかと絶望的になる
  • パートナーがいる場合には関係が悪化する

など、とても1人では抱えきれないような重荷を背負います。そしてその重荷は誰にも言えないまま、自分の奥深くにしまいこまれ、自己肯定感を低下させ続けます

私たちにできること

もし信頼できる脱ステ医にかかっているようであれば、先生に相談してみてください。

女性でおりものの判断がつかない人は勇気を出して婦人科へ行ってみましょう。若い女性で、婦人科に行くのが初めてならば、事前にネットで女性の先生がいるところを探すのがおすすめです。1人で行くのが不安ならお母さんや姉妹、友人につきそってもらいましょう。

男性もいんきんたむしなのかアトピーなのか見極めがつかない場合は病院にいってみましょう。ネットで見ると行く病院は皮膚科か泌尿器科とありました。ただし、皮膚科に行く場合は脱ステ医を探して行くのがいいかもしれません。

そして、可能であれば信頼できる人に、「いまこんな状況なんだ」と話してみてください。それでどんなサポートがほしいか、伝えられたら伝えてみてください。

一番共感してくれるのはアトピー仲間

このつらい状況を心から理解してくれるのはアトピー仲間です。
でもなかなかアトピーの友だちっていないですよね。

私はツイッターを始めて、たくさんのアトピー仲間とつながることができました。

大勢の人がアトピーについて専門につぶやくアカウント持っていて、かゆくてしんどいとき、心が折れそうなとき、素直な気持ちをつぶやいています。

そこではホント優しい世界が広がっているんです。私はもともとアトピーの人は超絶いい人だと思っているのですが、フォロワーさん達を見ててますますその思いを強くしています。

なので、もしツイッターをやっていなかったらこの機会にアトピーについてつぶやく専門アカウントを作ってみるのをおすすめします。

そこでいろいろおしゃべりできたら嬉しいです。

最後に

今、陰部が現在進行形でかゆい人へ
あなたは1人じゃありません。仲間がたくさんいますので、元気出してくださいね。

今はかゆくないけど、過去に陰部かゆかった人へ
もし、当時の思い「自分は汚い」「不潔」「こんなんじゃ人と関係を築けない」などが今も残っているとしたら、それは間違った情報です。これは今かゆい人も同じです。あなたは、どんな肌の状態であろうと、どんな肌の色であろうと、ただ生きているだけで素晴らしくて、素敵な人です。自信持ってくださいね。

 

乳首のアトピーについても書いています。よかったらこちらもお読みください。
誰にも言えなかった乳首のアトピー【私のかゆみ対策】

誰にも言えなかったちくびのアトピー【私のかゆみ対策】

2017.01.29

脱ステの詳しい記録(写真全58枚)はこちらになります。↓↓↓
アトピー脱ステ脱保湿・猛烈な排毒との戦い【写真全58枚】1年ごとの詳しい記録

アトピー脱ステ脱保湿・猛烈な排毒との戦い【写真全58枚】1年ごとの詳しい記録

2017.02.15

 




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