前回の記事「虫垂炎で緊急手術。かゆみと痛みどっちがいいか考えてみた」にも書きましたが、沖縄旅行の直前に急性虫垂炎で緊急入院&手術をしました。ドクターの勧めもあって退院後3日目の出発にも関わらず、沖縄旅行を敢行! 無事に4泊5日の旅を終えて帰ってきました。
アトピーが酷かった頃は食べる店もすべてリサーチし、アトピーが悪化しないようにかなりの事前準備をして行きましたが、ここ数年は砂糖さえ食べなければ、ある程度一般人と同じ食事をしても大丈夫になったので、今回はあまり気にせずざっくりとした予定だけ立てて出発しました。
事前に決めていたのは、美ら海水族館に行くことと、シュノーケリングをすること。あとはその時その時家族と話し合いながら予定を立てました。
そこで今日は、アトピーの私が今回の沖縄旅行でどんなことに気をつけて、そしてどんなポイントで興奮し色めきだったか、なるべくアトピーさんの参考になるように時系列でまとめてみたいと思います。今日は1日目です。
Contents
1日目:沖縄本島・美ら海水族館
今回の旅は私たち夫婦とお義母さんの家族三人でいきました。お義母さんとは朝7:30ころ羽田空港で待ち合わせ。羽田空港で落ち合い、スタバに行きましたが、二人の普通に歩く速度でもついていけない・・・。まだこの頃はお腹(とくにおへその傷)が痛くてそろそろとして歩けなかったので、二人に「ちょっと~、ゆっくり歩いてくれ~」とお願いしました。すぐにごめんごめんと、ゆっくりペースにしてくれました。
スタバでは二人はコーヒーを飲んで、私は持参したお茶を飲みました。日頃からカフェインはとらないようにしているので、スタバさんには申し訳ないけど、そのようにさせてもらいました。機内サービスの飲み物も結局カフェインとジュースNGとなるとお水しかないので、いつもお水をお願いします。
機内からの景色。だんだんと気持ちが盛り上がっていく。
一発目の食事はエビフライと海鮮丼
那覇に到着しレンタカーを借りました。最初の食事は夫が調べた海鮮丼のお店。私はここでエビフライ定食を食べました。
なぜよりによって油の危険があるエビフライにしたかというと、理由は入院していたときまでさかのぼります。入院中に唯一のより所だった食事のメニューに「明日はエビフライ」とあったので前日からワクワクして待っていたら、私の病室に運ばれてきたのは白身魚のバター焼きだった(>_<)
乳製品がダメと伝えてあったのに、バター焼きがきちゃった・・・。
私は死ぬ前に何を食べたいと聞かれたら「エビフライ」と答えるほどのエビフライ好き。なのに入院中その願いが叶わず、ずーっとエビフライが頭の2割位をしめた状態で沖縄まできてしまったのです。
それで注文しましたが、酸化した油の味がして、全部食べられませんでした💦
お店の人ごめんなさい。それでエビフライについてきた海鮮丼の酢飯をたいらげてお腹を満たしました。
ここでの教訓は「エビフライの欲に負けるな」です。
美ら海水族館に行く前に寄った道の駅で大興奮!
那覇から美ら海水族館までは車で1時間半かかるのですが、地図をよく見たら、高速を降りた辺りに道の駅があるじゃないですか!
私の経験上、道の駅には意外とアトピーでも大丈夫なお土産物が売っていたりします。というのも、近所の農家さんがマクロビ的なクッキーを作っていたり、小さなパン屋さんが国産小麦・天然酵母のパンを道の駅にも卸していたりするからです。
今回寄ったのは「道の駅 許田」
この写真に書いてあるように本当に行って良かったです!
正直言って沖縄の旅で一番興奮しました。
ここでは掘り出し物がたくさんありました。
ストレート果汁100%のシークワーサー
沖縄産無農薬のレモングラスハーブティー
菜種油で揚げた砂糖不使用の紅芋チップス
カットフルーツ(マンゴー)
お義母さんと二人、興奮しながらお店の中を隅から隅まで見て回りました。「お義母さん、コレ見て!」「さな吉さん、こんなのあったわよ!」と女二人で大いに盛り上がりました。
アトピーでも食べられるものを探すコツは
- あきらかに砂糖の入っているお土産やお菓子はそもそも自分とは無関係のものと思って手に取らない。
- 地味な感じの手作り感あふれるものは手に取って成分表示を確認する。
- 油の表示が「菜種油」、砂糖の表示が「甜菜糖」「メープルシロップ」「はちみつ」などの白砂糖以外のものとなっていて、アミノ酸(化学調味料)の表記がなければしめたもの。
(以前、北海道ニセコの道の駅に行ったときも、上記のコツで探したところ、砂糖不使用のクッキーと、国産小麦・乳製品不使用のパンがありました。道の駅はあなどれません)
この道の駅の軒先にはサーターアンダギーのお店やかまぼこ屋さん、アイスクリーム屋さんなどなど魅力的なお店が並んでいます。魅力的で惹かれるんだけど、油と砂糖を避けるために、ここではさらっと見るだけにとどめます。
昔、こういうところで歯止めがきかず、何度もアトピーが大爆発していたので(かゆかゆの汁まみれ)、さすがに自制が効くようになりました。
さっきのコツ①でも書きましたが、「自分とは無関係と思う」のはかなり有効です。買える場所、食べられる場所と認識してしまうと、物欲と食欲と戦うのが大変です。
たとえば銀座を歩いているとして、たくさんのお店を見かけると思いますが、シャネルとかブルガリとか見かけても、その都度入るかどうか、買い物するかどうかでは悩みませんよね。それはそもそも「行かない場所・買い物しない場所」として自分の中で位置づけられているからです。(シャネル大好き!お金も山ほどある!という方は別だと思いますが・・・)
それと同じ感じです。といってもこのように思えるまでかなりの時間がかかっています。初めの頃は念仏のように「無関係、無関係」とつぶやいていました。
夫とお義母さんはジェラードを購入。それぞれ小さじ一杯分だけもらいました。これがこの旅行で唯一のお砂糖摂取です。普段砂糖を食べない夫はこの夜から明日の朝まで鼻水が止まらなくなりました😅 せっかく花粉のない沖縄に来たのに、花粉症状が爆発してかわいそうでした💦
美ら海水族館のジンベイザメは雄大だった
水族館に着いたのは15:50頃。チケットは事前にレンタカーショップで前売り券を買っていたので、そのまま入り口へ。そうしたら係の人が「16時から入れる4時からチケットに交換しますか?その場合は差額をお返しします」と言ってくれたのでチケットを交換しました。16時からの入館でも十分楽しめました。
なんといっても圧巻はジンベイザメの雄大な泳ぎ。最初は上の方をぐるぐる回っていましたが、途中でメインのガラスの中央まで降りてきてくれてサービスショットを提供してくれました。
美ら海水族館。ジンベイザメの雄大な泳ぎ。 pic.twitter.com/E9nlJiPBsB
— さな吉 (@kihoncho) 2017年3月22日
那覇での夜ご飯が当たりだった!
水族館から那波まで戻り、国際通りのホテルにチェックインしたのは18:30頃。私と夫は部屋へ入るなり凄い勢いで夜ご飯をどこで食べるか調べ始めました。
そこで夫が見つけたのが国際通りから歩いて10分程度の「まーちぬ家」という沖縄料理の居酒屋さんです。
食べログのサイト
これが大当たりでした。食べ物も美味しいし、お店の人も感じがいいし、そして食後にパイナップルをサービスで出してくれるんです。(禁煙のお店ではなかったのですが、居酒屋さんなのでしょうがないとそこはよしとしました)
食べたのは、
島らっきょう
ゴーヤチャンプルー
イカスミジューシー(いかすみの炊き込みご飯)
アグー豚のソテー
ラフテー
パイナップル
(あともう一品くらい頼んだと思うんだけど忘れてしまった)
これにプラス各自が飲み物1杯ずつ注文。わたしはうっちん茶(ウコンのお茶)にしました。
お店の人は忙しいはずなのに、おすすめの料理や、野菜について質問しても嫌な顔一つせずに丁寧に答えてくれました。添え物の野菜が見たことのない葉ものだったので、これは何ですかと質問したら、自分たちで育てている沖縄野菜とのでした。
接客から料理まで、美味しいものを提供しようという意識の高いお店でした。また沖縄に行くことがあったら必ず行きます!
これでお会計の時にまたびっくり!三人で6000円でした。
お店を出てからも3人で美味しかったね~と興奮気味に話しながらホテルに戻りました。
次回2日目に続きます。
1日目:本島・美ら海水族館 ←今ここ
2日目:那覇→石垣島へ移動
3日目:幻の島&シュノーケリング
4日目:ハーレーを借りて島を一周
5日目:直行便で東京へ戻る
最後まで読んでくださってありがとうございました!
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