アトピー脱ステ脱保湿で患部の白斑、色素沈着はどうなったか【写真全25枚】

毎週水曜日21時から「さな吉自分を大切にするラジオ」放送中!

最近、読者さんから「さな吉さんは色素脱失になりませんでしたか?」との質問をいただきました。せっかくの機会ですので、写真付きで振り返ってみたいと思います。

患部が色抜けして白くなる

色素脱失という言葉を始めて知りました。

白斑と呼ばれるもので、肌の一部分が白く色抜けする症状です。
メラニン色素を生成するメラノサイトという細胞がダメージを受けて、色素を生成出来なくなり白抜けするという仕組みです。

私は、これは「あるな」と思います。
今は良くなりましたが、一時期パンダみたいになりましたから。

※ネットで調べると「尋常性白斑」というのもあるようですね。写真で見ると白いところと普通の肌の際がはっきりして、悩んでいる方もたくさんいらっしゃるようです。

私の場合、患部は白く、隣はドス黒く

私の場合、少し日焼けすると、患部は赤くなるだけなのに、その隣の比較的大丈夫な皮膚(ステロイドを塗り込んでいない部分)はぐんぐん紫外線を吸収して赤黒くなって、それがおちつくと患部はより白く、お隣はドス黒くなりました。

顔なんかは鏡を見るだけで幻滅しました。特に眉毛の周りがかゆかったのでそこが白く(眉毛も抜けて)パンダ状態に・・・。

ただ、首や鎖骨周りは全体の色素沈着が酷かったです。白抜けはせずに全体がドス黒くなってました。かき壊しなどによる炎症も関係あると思いますが、ステロイドを塗っていた部分は色素沈着と白抜けの両方があるんだと思います。

一番酷かったのは手

さて、白斑に話を戻しますと、私の場合、一番ひどかったのは手です。
ステロイドを塗り込んでいた部分は完全に色抜けしていました。

手で経過をたどってみたいと思います。

脱ステのみで脱保湿する前は・・・

これは脱ステ3年目です。まだ脱保湿には踏み切ってません。色が抜ける以前に皮膚が象のようにごわごわです。皮膚が固すぎて指をまっすぐ伸ばすのも困難です。

そして馬油をたくさん塗っていたので、常に赤みが引かず熱を持っていました。

これは手首です。ぬらぬらと光っています(笑)。色抜けもなにもあったもんじゃありません。なにせ手全体がこんな状況でしたから。

脱ステ4年目・脱保湿1年目

脱ステ4年目に脱保湿に踏み切りました。
全体の赤みが引いて、皮膚が枯れてきました。ここから「枯れて(乾いて)皮膚が落ちて再生を繰り返す」というサイクルに入っていきます。保湿しているとこうはならないので、やっぱり脱保湿は大変ですけど効果は高いと思います。

私はしょっちゅうあかぎれになっていましたが何も塗らずにやり過ごしてました。

引きで見ると手はこんな感じでした。白いところはステロイドを塗り込んでいたところ。手首なんかはサポーターをまいてるの?というくらい帯状に白かったです。脱ステ4年目・脱保湿1年目はたいへんだったけど、一番変化を感じた年でした

この写真は社内プレゼンの様子。注目していただきたいのはタートルネックが裏返しという点です(笑)。余談ですが、私はなんでもかんでも裏返しにして着ていました。縫い目がかゆくて仕方なかったからです。こんな姿でも誰もとがめることなく受け入れてくれた会社に感謝。

脱ステ5年目・脱保湿2年目

こちらはその翌年、脱ステ5年目・脱保湿2年目の写真です。これも社内プレゼン。さすがにポロシャツは裏返せませんでした(笑)。
手首が白い。右手のアトピーはほんとしつこかった。顔と肘の内側もけっこう出ていますね。

これは同じ年の誕生日の様子。手がやっぱりパンダ状態になっています。家の中でも中袖Tシャツはもちろん裏返しです(笑)。ちなみにケーキはチャヤマクロビの砂糖乳製品不使用の誕生日ケーキです。新宿の伊勢丹まで買いにいきました。

脱ステ6年目・脱保湿3年目

だいぶパンダ状態がおさまってきました。あかぎれの割れ方も少し控えめになってきた(笑)

脱ステ7年目・脱保湿4年目

この年から手の甲よりも手の平にあかぎれが大量にできるようになりました。手の甲はかなり治ってきていましたがパンダ状態だったと思います。でもだいぶ色の差は薄くなっていたように思います。

あかぎれで特に痛いのが「縦割れ」と呼んでいた縦に割れるタイプのあかぎれです。(この写真でいうと、中指と薬指の股の部分でできているもの)
この縦割れ、指の股や親指の爪の横、指の関節と関節の間によくできました。手を握りしめたりすると縦に開くので、関節のシワに合わせて出来る横割れよりも痛かったです。

写真でみてもわかるように、手全体は枯れてかさかさです。しかし、親指の付け根など、この頃は手の甲はかなり良くなっていました。手首もほとんどかゆくなかった。

脱ステ8年目・脱保湿5年目

この年にほぼ一般人の手のようになりました。引きで見てもパンダ状態にはなっていません。

しかし、砂糖や化学調味料をとると手から汁があふれ出ました。

これは砂糖の害の軽い方。私は右手のこの部分が本当にしつこく残りました。ステロイドを塗りまくっていた場所です。こうやって見ると、やっぱりまだ患部は白抜けしていますね。ただ、手の甲側はパンダではなくなってました。手の平と甲のきわが白いです。そのとなりの大丈夫な皮膚が色濃くなってしまうんですよね。

これは汁汁になった手。いたる所から汁が噴き出しています。砂糖の害MAXのときはこのようになりました。でも、やはり手の甲ではなく、指の股、手の平側が荒れました。

現在

現在を見ていただく前に、もう一度、これ↓↓↓がどうなったかというと

左手はこんな感じ。↓↓↓

右手はこんな感じ。↓↓↓

まだ若干親指と人差し指の股の部分は白いですね。でももうここは仕方ないかも。私はこれで全然OKです。手首のサポーターはなくなりました(笑)!
よく見ると中指の第1関節にあかぎれが1個あります。先週1週間外食が続いて、それであかぎれ1個できる程度で済みました。

肘の内側はこんな感じ。↓↓↓

赤黒さと色素沈着はなくなりました。若干のシミはありますね。これも私的には全然OKです。

そして手の平はこれが、

こんな感じになりました。↓↓↓

手の平もあかぎれは姿を消しました。あかぎれがないと本当に楽です。今でもこれが自分の手だと信じられないときがあります(笑)。眺めてみては「あ〜、一般人の手みたいだな〜」と思ったりします(笑)。

色素沈着は?

脱ステ4年目・脱保湿1年目

首の皮膚にさざ波状に色素が沈着していました。

 

現在は

こんなに白い肌になりました。ほっぺたが光ってますね(笑)。これ、なんにも塗ってません。あいかわらず脱保湿は続行中です。

最後に

私はやっぱり食べ物が大事だと思ってます。アトピーの治療は十人十色だと思いますが、自分は食べ物を変えて治ったと思っています。

特に白砂糖と添加物、トランス脂肪酸などの油は普通の人には目に見える実害はないかもしれないけど、アトピーには百害あって一利なしです。私はこれらで顕著に悪化しました。

もしかしたら食べ物であまり影響を感じないという人は慢性的にコンディションが悪くなっていて気づいていないだけかもしれません。そういう人は1週間お砂糖の入った物、菓子パン、コーラなどの清涼飲料水、お菓子、チョコレート、アイスなどを絶ってみると、ほぼ間違いなく体がラクになって、特にかゆみがぐっと減ると思います。

【アトピーにおすすめの食事療法】失敗しないシンプルな方法(しかも満足できる食生活!)

2017.05.31

それでもやめられないという人は、なぜ自分は甘い物を食べるのか、食べることによって何を満たそうとしているのか考えてみるのもいいかもしれません。意外と心のさみしさを食べ物で埋めようとしているということもあるかもしれません。この辺はまたの機会に書いてみたいと思います。

 詳しい脱ステ・脱保湿のくわしい記録はこちら↓↓↓

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誰にも言えなかった陰部のアトピー【アトピーと性の関係】

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体質改善のために私が取り組んでいたもろもろはこちらです。
   ↓↓↓↓↓
①1日2食にする(半日断食で腸をきれいに)
②腸にキズをつける食べ物を摂らない
③半日断食+スイマグで腸内環境を整える
④石けん、シャンプー、洗剤類を一気に変える
⑤半身浴で脱ステ中の排毒(デトックス)を促す




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